電話での問合せ・無料相談予約
診療時間 | 月曜・火曜・金曜 9:30~13:00/14:30~20:00 水曜・土曜 9:00~13:00/14:00~18:00 |
---|
休診日 | 木曜・日曜・祝日 |
---|
「本当にそんなことがあるの?」と思われるかもしれません。しかし、矯正治療で口ゴボが悪化するというケースは実際に起きているのです。
口ゴボ(ゴボ口)の方は、口元がボコッと盛り上がっているように見えます。きれいな横顔との違いから、見た目にコンプレックスを感じる方もいらっしゃるでしょう。
横顔だけでなく、真正面からの見た目もあまりよくありません。口元が突き出ている分、鼻の下が長く見えてしまうからです。
こうした見た目から、口ゴボは「ゴリラ顔」とも呼称されています。
矯正治療によって口ゴボがさらに悪化する。なぜそんな失敗が起きてしまうのでしょうか?
根本的な原因として、
ことが考えられます。
そもそも口ゴボになってしまうのは、前歯が上下とも斜めになり、前方に突き出してしまうからです。この症状は出っ歯とも呼ばれています。
では、なぜ前方に突き出してしまうのでしょうか。その原因として、あごが小さいことが挙げられます。歯列が狭くて歯を並べるスペースが不足しているため、前歯が斜めになり突き出てしまうのです。
つまり口ゴボを改善するには、この突き出た歯を整えるためのスペースを確保しなければなりません。これができずに矯正してしまうと、歯をきれいに並べられず、口ゴボがさらに悪化してしまいます。
どうやって治療が失敗していくのか、その過程を見ていきましょう。
前歯だけを対象としたマウスピース矯正「インビザラインGo」「キレイライン」「Oh my teeth」などでよく起こる失敗例です。
これらを用いて矯正する場合、IPRという方法でスペースを確保します。その際、歯と歯のあいだを少し削るのですが、約0.1~0.3mmというわずかな量しか削れません。
口ゴボのように広いスペースが必要な症例では、リスクが大きいのです。スペース不足で歯をうまく並べられず、結果的に前歯がさらに突き出てしまいます。
「非抜歯矯正」は歯を抜かずに歯並びを整えられる治療法として、非常に人気があります。
しかし、全ての症例に適応できるわけではありません。口ゴボの場合、突き出した前歯を引っ込める前に抜歯してスペースを確保しなければならない症例もあるため、注意が必要です。
ところが、診断を間違い非抜歯矯正を強行する歯科医師は少なくありません。スペース不足のまま歯を並べた結果、歯が外側に傾いて口ゴボが悪化する、という失敗を招いてしまうのです。
マウスピース矯正や非抜歯矯正といった前歯だけを動かす治療では、歯列(あごのアーチ)を頬側に広げる処置が必要になることがあります。その際に使用されるのが、「拡大床」という装置です。
子供の矯正で使用すれば、あごの骨の成長と同時に効率よく歯列を広げられます。一方、成長が終わった大人の場合は効果が限定的です。拡大床で広げすぎてしまうと、歯が余計に前方に突き出てしまうことがあります。
歯並びが重症の場合、残念ながらマウスピース矯正は適応できません。従来のワイヤー矯正を使用しなければ改善できない場合があるためです。
しかし、適応外なのにマウスピース矯正を採用する歯科医師もいます。装置が透明で目立たない。手軽に矯正できる。こうしたメリットばかりに注目して、診断を誤ってしまうのです。
そして案の定、口ゴボが悪化するという結果に陥ります。
さまざまな失敗例をご紹介しましたが、いずれも歯科医師の診断と治療計画が間違っていることが共通しています。
経験の浅い歯科医師に治療を任せると、「口ゴボが治るのを期待したのに悪化した」と悔いることになるでしょう。こうした事態を避けるためには、正しく診断でき、適切な治療計画を立てられる歯科医師に治療を依頼する必要があります。
次に、歯科医師の選び方についてご説明します。
どんな歯科医師が正しく診断でき、適切な治療計画を立てられるのか、参考になさってください。
マウスピース矯正の治療計画を立案する際、まずはAIでベースを作ります。
何百万という膨大な症例データから、一人ひとりの症状に合った治療を提案してくれるシステムです。
しかし、AIに依存してはいけません。提案してくれた治療が間違っている可能性もあるためです。
本来であれば、AIの提案に独自の診断と分析を反映し、治療計画を作り上げる必要がありますが、経験の浅い歯科医師の多くはこれができていません。提案されたままに治療を始めた結果、失敗してしまうのです。
AIが万能ではないことを理解し、あくまで「ベース」として活用する。独自の診断と分析をもとに適切な治療計画を立てられる。
これらができる歯科医師に依頼することをおすすめします。
歯科医師にワイヤー矯正の経験があるか、という点も重要になります。
ワイヤー矯正は昔から行われている矯正法です。信頼性の高い基本的な方法として知られています。マウスピース矯正と違う点は、歯科医師がAIの助けを借りずに診断し、治療計画を立てなければならないところです。
つまり、ワイヤー矯正の経験があれば、AIがなくても適切な治療計画を立てられる実力がある歯科医師、と言えます。
ワイヤー矯正をしたことがある歯科医師なら、マウスピース矯正も成功に導けるでしょう。
精密検査時に、レントゲンだけでなくCTも使用している歯科医師がおすすめです。
治療計画を適切に立てられるかどうかは、あごの状態や歯の生えている角度・位置をどれだけ正確に把握できるかにかかっています。しかし、これらのデータはCTで撮影しなければ得られません。
適切な治療計画を立てるためにCTによる精密検査も行っている歯科医師なら、安心できると思います。
マウスピース矯正が適応できない症例だった時のことを考慮し、ほかの矯正治療にも対応できる歯科医師を選ぶと良いでしょう。
複数の治療法に対応していれば、マウスピース矯正を強引に進めることもありません。また、矯正治療に関して広い知見を持っているので、あなたのお口に合った治療法を提案してくれます。
これまでのご説明で、矯正治療は歯科医師の知識・技術が必要だということがお分かりになったと思います。
「歯科医師なら誰でも同じ」ではないのです。
実力のある歯科医師でなければ、矯正治療で口ゴボがさらに悪化するといった事態を招きかねません。
理想の口元を目指すには、どんな歯科医師に治療を依頼するかが大事になってきます。歯科医師を選ぶ際は、以下の4つに着目しましょう。
こちらをもとに、正しく診断でき、適切な治療計画を立てられる歯科医師かを見極めていただければと思います。
なお、当院でも口ゴボの矯正治療を取り扱っています。歯並びでお悩みの方のために無料相談を実施していますので、ぜひ以下のボタンをクリックしてお申し込みください。
お気軽に
ご相談ください
歯並びの無料相談を実施中。治療後の歯並びをイメージできるシミュレーションも可能です。
まずは一度ご相談にいらしてください。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:30~13:00 | 〇 | 〇 | ▲ | ─ | 〇 | ▲ | ─ |
14:30~20:00 | 〇 | 〇 | ▲ | ─ | 〇 | ▲ | ─ |
─:休診日 ▲:9:00~13:00/14:00~18:00
奈良県北葛城郡上牧町服部台4-5-1 王寺駅、五位堂駅から徒歩。奈良市、香芝市、大和高田市、上牧町、王寺町、広陵町、河合町、香芝IC、法隆寺ICから車15分
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ▲ | ─ | ○ | ▲ | ─ |
午後 | ○ | ○ | ▲ | ─ | ○ | ▲ | ─ |
午前:9:30~13:00
午後:14:30~20:00
▲:午前:9:00~13:00
午後:14:00~18:00
休診日:木曜・日曜・祝日